![整体院のリスティング広告運用代行|良い業者を選ぶ9つのポイント](https://kotsu-hp.com/wp-content/uploads/2019/12/caf8ac89110cc9fc884bf27929f67344_l-1024x536.jpeg)
整体院・整骨院・治療院が、効果的なWEB集客を考えた際に、PPC広告(リスティング)は欠かせない手段になっています。
- PPC広告を出してみたいが、どうすれば良いかわからない
- 良い業者の選び方がわからない
- 前にPPC広告を出したときは反応が悪かった
実際、知り合いが任せているからといって、あまり調べずに依頼してしまって失敗してしまったというのは、よく聞きますよね。
そこでこの記事では、業界の裏側も知るウェブ集客コンサルの私が、良い業者の選び方をご紹介します。
この記事の目次
事前のチェック項目
ランディングページ制作をする業者か?
PPC広告の改善には、その飛び先ページである「ランディングページ」の改善も併せて考える必要があります。
それなのに、自社でランディングページ制作や改善をしていない業者は、PPC広告の効果を上げることに対する意識が低い可能性があります。
PPC広告の成果にこだわっている業者に任せたいところです。
整体院・整骨院の事例があるかどうか?
整体院・整骨院の業界を経験しているかどうかは、とても重要です。
なぜなら、PPC(リスティング)広告では、初めて関わる業界・業種で成果を出すのに、数ヶ月は時間がかかるからです。
運用実績があれば、業界特有のトレンドなども把握しているはずですので、成果の悪化を未然に防ぐこともあります。一度、質問してみることをおすすめします。
この点では、「整体院専門」「整骨院専門」「治療院専門」を売りにしている業者に任せると、比較的すぐに効果は出る可能性が高いかもしれません。
実績は誇張も多いので、参考程度にすること
サイト上に「500%改善」「新患件数7倍」などの大げさな実績や改善事例を載せてある業者もありますが、必要以上に惑わされないようにしましょう。
実績として出している数字は、たしかに本当かもしれませんが、改善前が全然対策されていない非常に悪い状態であれば、改善率もそれだけ良くなります。
記載されている実績がどれほど魅力的でも、その業者に力量があるとは一概にはいえないのです。
実績の有無は、あくまで参考程度にしておきましょう。
打ち合わせ時のチェック項目
獲得数(CV)・獲得単価(CPA)を指標にしているか?
PPC(リスティング)広告で一番大事なのは、費用対効果です。どれだけクリック率が高く、いくらクリック数が多くても、広告をかけた費用に対して、一定以上の問い合わせ(CV)が来なければ、意味がありません。
そのためには、問い合わせがいくらで獲得できているか(CPA)を把握する必要があります。
成果を出せない業者の中には、クリック計測のみで、コンバージョン計測をしていないという業者も少なからずいるようですので、注意してください。
クリック数やクリック率も指標としては役立ちますが、PPC広告の運用では、CPAを目標数値以下に抑えつつ、できるだけ多くのCV件数をとるというのが、とても大事なことなのです。
CV(Conversion)
ページを見たユーザーがあなたの定めた最終成果に至ること。整体の業界だと、定義にもよりますが、問い合わせや来院に至った数のことです。
CPA(Cost Per Acquisition)
1件のコンバージョンを獲得するのにかかった費用のこと。
無理な長期契約を求めてこないか?
実績のない業界・業種だと、PPC広告の成果がでるのに時間がかかりますが、余程のことがない限り、3ヶ月もあれば、安定的な成果を出すことができます。
その観点から、6ヶ月や1年契約といった長期の契約を求めてくる業者に任せるのは、リスクが高いと言えます。もちろん長期契約が悪いとまでは言いませんが、想定外のトラブルも多くなってしまうので、契約期間には気をつけましょう。
実際の運用担当を確認したか?
口がうまい営業にのせられて契約したけれど、実際の運用担当に無責任な新人を当てられて、全然ダメだった。というのは、よくあります。
新人であっても、自分の担当になる人は誠実な対応をしてくれるのか?可能であれば、確認しておきましょう。
また、連絡した際のレスポンスの早さも、重要です。できれば当日中、遅くとも24時間いないに反応のない業者は危険です。
運用開始後には、急な対応が必要な場合も多くあります。そういうときに連絡がつきにくいことは、機会損失やトラブルの元です。しっかりした業者は、レスポンスも早いことが特徴です。
手数料が安いだけで決めないこと
PPC(リスティング)広告の成果は、運用によって何倍にも変わってきます。そのため、手数料が多少高くとも、しっかりした運用をしてくれる業者であれば、最終的な費用も安くなってきます。
PPC(リスティング)広告は運用をするまで、どの業者が改善できるのか、良い業者なのかはわかりません。そこで、契約しやすいように、手数料を下げるということが頻繁に行われています。
整体の業界であれば、数千円で運用している会社もありますが、単に手数料だけ安い業者の中には、ろくに運用もせず放置しているだけの業者である可能性もあるので、注意が必要です。
良い付き合い方をするために
基本的な用語と知識は身につけておくこと
何も知識が無い状態でれば、相手が悪徳業者であっても、簡単に専門用語で丸め込まれてしまいます。
成果を出せない運用担当を選んでしまわないよう、しっかりと吟味するためには、やはりPPC(リスティング)広告の基本的な用語と、最低限の知識は身につけておくべきでしょう。
丸投げせず、進捗をこまめに確認する姿勢を
お互いの信頼関係の元で、任せる判断をするのは問題ありませんが、最初から全部お任せしますというスタンスを見せると、相手に付け込む隙を与えることになります。
任せる側も運用をしっかりと見ているという姿勢を見せることで、そういった隙を与えず、代行業者も気を抜かずに対応せざるをえなくなります。
契約した後も、運用に興味がある姿勢をみせるようにしましょう。
まとめ
新しいことにチャレンジするときは、知識がない分、どうしても期待が膨らんでしまい、結果的に悪徳業者に騙され、成果が出ず、不幸になってしまうという可能性が十分にあります。
そうしたことを防ぎ、良い業者に依頼できるように、しっかりと準備・検討をしていきましょう。