- 田舎で整体院を独立開業したい
- 地方のどこで起業すれば良いのか検討がつかない
将来は都会から離れた田舎で整体院を独立開業したい、そう思うものの、実際にはどこで開業すればよいか全く検討もつきませんよね。
そこで、この記事では田舎で開業する際に、気をつけるべき立地についてWeb集客の目線で解説します。
この記事の目次
田舎は都会よりもネットで調べない
都会ではインターネット集客さえすれば、お客様は集まってきます。
しかし、田舎ではネットであまり調べない方も多く、クチコミやチラシなどのリアル集客のほうも大事になってきます。とはいえ、インターネットで調べる人が大多数です。Web集客を軸にしていくのが無難です。
田舎は車社会なので遠くても来院する
都会と違って、田舎や地方は車での移動がメインになってきます。車で30分程度であれば、比較的容易に来院できるため、遠くてもお客様になるのが特徴です。
そのため、無料駐車場はあるにこしたことはありません。無いとそれだけで来院が億劫になってしまうかもしれません。
Web集客の観点からすると
SEOやMEO、リスティング広告といったWeb集客の目線で考えてみます。田舎は遠くてもお客様は来院してくれます。
しかし逆に言えば、近隣のお客様が少ないと遠くからも集客する必要があります。それが田舎開業のメリットでありデメリットでもあります。
SEOやMEOに有利なのは?
ホームページで検索結果の上位に表示していくことをSEOといいます。マップの場合はMEOです。上位に表示すると、よく見られることになるので、それだけ問い合わせされる確率も上がってきます。
では、どういう検索語句で上位にもってくれば良いかというと、実は、整体院に来院される方で一番多い検索語句は決まっています。
田舎の場合、基本は「◯◯市」or「◯◯区」×「整体」or「症状」で検索する方が一番問い合わせをしています。
「◯◯の近くの整体を探している」か「◯◯の近くでこの症状が解決できる場所を探している」と需要が高まった状態で検索をしているからですね。ここは都会と同様です。これらで検索をした時に、検索結果の上位にきていなければホームページからの集客はできませんので、しっかりとSEO対策やMEO対策をしておきましょう。
ただし、田舎で重要になってくるのは「◯◯市 整体」などで検索する人のボリュームです。その地名を含むキーワードで上位表示できたとしても、そもそも検索する人が少なく、結果、問い合わせが少なければ意味がありません。
ではどういう地名がボリュームが多いのかというと、おおよそその地域の人口に比例します。これから高齢社会になっていき、人口も減っていきますので、その点も注意して開業地を決めると良いでしょう。
リスティング広告に有利なのは?
リスティング広告は、検索結果に出てくる広告のことです。SEOやMEOと同様ですが、異なる点は広告を配信する地域を設定する点です。指定した地域で、例えば「腰が痛い」と検索する人に広告を表示するイメージになります。
指定した地域で、目標の問い合わせ数に達しない場合、設定地域を広げる必要が生じてきます。そのときに、既にかなり広範囲まで広げている場合は、それ以上に広げられない(広げてもそこからお客様は来院しないような遠い場所である)という事態になってしまいます。
つまり、開業した立地が田舎すぎると、Web集客を頑張っても、そもそものターゲット層が少ないので、お客様の数が頭打ちになってしまうということです。
まとめ
田舎や地方での開業は、Web集客の観点からすると、難しい地域もあります。しかし、ある程度、人口も多い場所を選べば、固定費も安く抑えられるので、経営しやすいでしょう。一度、開業したら立地を変えることは難しくなってきますので、慎重に検討しましょう。
ちなみに、都会の集客についても関連記事ご紹介していますので、よかったらご覧ください。