- 都会で整体院を独立開業したい
- どこで起業すれば良いのか検討がつかない
将来は東京や大阪、京都、福岡で整体院を独立開業したい、そう思うものの、実際にはどこで開業すればよいか全く検討もつきませんよね。
そこで、この記事では都会や都心で開業する際に、気をつけるべき立地についてWeb集客の目線で解説します。
この記事の目次
お客様はどうやって店舗を探すのか?
Web集客の目線で考えるために、一旦、お客様目線になってみます。整体院のお客様はどうやって探すのでしょうか?
道を歩いていてたまたま
帰る途中、いつもと少し違う道を通っていたら、たまたま整体院の看板が目に入り、それがきっかけで来院した。そういう方も少なからずいるでしょう。
チラシが入っていた
家に帰るとポストにチラシが入っていて、それをみて興味を惹かれ電話で問い合わせをしてみた、という方もいるでしょう。
ネットで検索した
ただ、上記のいずれの場合も今の時代は必ずと言っていいほど、インターネットで検索をして下調べをします。他に良い整体院はないか、調べないと損をしてしまうかもしれません。
もちろん、看板やチラシで存在を知らなくとも、ネットで調べて検索1位に上がってきていれば、簡単に存在を知ることができます。リスティング広告という、検索結果に連動して表示される広告もあります。今はネットで調べて存在を知ることが主流です。
アプリなどの広告経由で
検索以外にも、アプリやサイトで広告が表示されることがあります。こちらは検索をする人(顕在層)ではなく、悩みがあるかもしれない人(潜在層)に広告を出すことになりますので、工夫をしないと費用対効果は合いませんが、出している整体院もあります。
都心はインターネット集客が基盤
その他に紹介をしてもらうという、昔ながらの方法もあります。しかしながら、年配の方も今はネットに頻繁に使う方が多くなってきており、やはりインターネットを通じて整体院の存在を知り、問い合わせをするというのが大多数です。
つまり、整体院として独立開業をする場合も、Web集客は必須で、繁盛するかどうかに密接に関わってきます。
日頃から整体院のWeb集客に携わっていると、集客しやすい立地、集客しにくい立地というのがあることに気付きます。大きく次の2つの観点があります。ホームページが検索結果やマップの上位にくるかどうか(SEO・MEO)の観点と、リスティング広告のようなWeb広告の観点です。それぞれ解説していきます。
SEO・MEOの観点からすると
整体院に来院される方で一番多い検索語句は決まっています。基本は「◯◯駅」×「整体」or「症状」で検索する方が一番問い合わせをしています。
これは考えると当たり前で、「◯◯駅の近くの整体を探している」か「◯◯駅の近くでこの症状が解決できる場所を探している」と需要が高まった状態で検索をしているからですね。
逆にいえば、これらで検索をした時に、検索結果の上位にきていなければホームページからの集客はできません。
競合を調べる際には、最寄りの駅名を含んだキーワードで必ず検索してリサーチを進めましょう。SEOでは1-3位程度に上がっていなければ、効果は薄れるので、自院が1-3位に入れそうかどうかも考えましょう。
マイナーな駅であれば、競合は少なく、すぐに1位になれそうな場合も多々ありますが、そうした駅はそもそもの検索量が少ないことが多いので注意が必要です。
ちなみに弊社では、検索順位は上位を取らなければ全く意味がないと考えています。SEOで継続的に上位を獲得するためのホームページ制作をしていますので、ご興味がある方はお問い合わせください。
リスティング広告の観点からすると
SEOやMEOでは地名(駅名)を含むキーワードを狙うのが常套手段でした。一方、リスティング広告では地名を含むキーワードだけでなく、地名を含んでいない検索ワードでもCVが期待できるのがメリットの一つです。店舗の近くで「腰痛 治し方」を調べている人に広告が出せるというイメージです。
その際、広告の配信地域は、市や区ごとか、「店舗から半径◯km」で設定することが多いです。
ここでもし、設定した地域が、複数路線をまたぐ場合は少し難しいかもしれません。最寄りの駅がある路線とは、別の路線にいる人にも広告が出ることになるので、それが避けたい場合は工夫が必要です。
そういった地域にする場合は、リスティング広告を出したときの獲得単価が少し高くなることも考慮しておく必要があります。今から立地を選ぶ際には、そうした地域を避けたほうがweb集客はしやすいでしょう。
駅前など人目につきやすい場所はどうなのか?
テナントなど人目につきやすい整体院は広告費をかけなくても集客できるのが利点です。逆にいうと、その追加した家賃分の費用に、相応の集客ができていればその立地にして正解だということになります。
最近だとマンションの一室を借りて、家賃を抑え、広告費に当てるという開業スタイルが増えてきています。集客が順調に進めば、予約枠が埋まっているので広告費は抑えめにするということもこのスタイルであれば可能です。
しかし、テナントであればこれはできないので、断るしかないのがデメリットになります。どちらが良いかは一概には言えないので注意しましょう。
必ず現地にいってみる
GoogleマップやGoogle検索をしてみて、ここにしようと決めがちですが、必ず現地にいって人の層などを確認しましょう。
年齢層はどのくらいかや、富裕層がどのくらいいるかなどをチェックしておくことは、価格の高めなサービスである整体においては重要になってきます。忘れずに確認しておきましょう。
まとめ
都会や都心で開業する際に、気をつけるべき立地についてWeb集客の目線で解説しました。いかがでしたでしょうか。
立地は一度決めるとなかなか変えられませんので、きちんと調べてよく検討しておきましょう。