- 毎日ホームページ会社から営業電話がくる…
- ◯年ローンでホームページを作ったものの、全く問い合わせがない…
- ホームページ会社ってどう選んでいいか分からない…
といった整体院・整骨院・治療院 経営者の悩みの声をよく聞きます。
月々数万円の◯年ローンでホームページを作ったのものの、成果が全く出ない……。
この事実は、とても腹立たしいです。
そうしたリスクを避けるためにも、今回は、ホームページ制作会社の選び方のポイント2つをお伝えします。
この記事の目次
前提:ホームページの役割って?
「そんなの集客するために決まってるじゃないか?」
という声が聞こえてきそうですが、もう一歩踏み込んでください。
『WEBで検索した人を、自社の顧客を獲得すること』
がホームページを作成する役割です。
同じようですが、重要なので強調しておきます。
ホームページからの問い合わせを増やすためには
- ホームページを多くの人に見てもらい、
- 見た人のうち、実際に問い合わせをする人の割合を増やす
ことをする必要があります。
つまり、集客に強いホームページ制作会社は、この1と2ができる会社、少し難しい用語でいうと
[box class=”box32″ title=”集客に強いホームページの要素”][list class=”ol-circle li-accentbdr acc-bc-before”]
- SEOで検索結果の上位に表示できる
- CVRの改善ができる
[/list][/box]
ような会社ということになります。
SEO(Search Engine Optimization)
Chromeなどのブラウザ検索をかけた際に表示される一覧で、上位表示を目指して行う一連の最適化施策。
CVR(Conversion Rate)
ページを訪れた人全体のなかで、何人がコンバージョン(問い合わせ)に至ったかの率を示す。(コンバージョン率 = コンバージョンに至った人の数 ÷ ページの訪問者数)
では、この2つのポイントをどうやってみれば良いのかを説明していきます。
ポイント1:HPのSEOが強いかどうか?
整体院・整骨院・治療院の業界では、都心などの競合がひしめく地域でなければ、SEOは比較的すぐに1ページ目(10位以内)に上がってきます。
しかし、「◯◯駅 整体院」といった地名を含めたキーワードは、それを調べる人も少なくなってくるので、上位5位以内にあげることができなければ、正直、問い合わせ数もあまり期待できません。
そこで、SEO上位にあげることができるかどうかは、制作実績にあるホームページが5位以内に上がっているか調べてみると良いでしょう。
具体的には、
- 制作実績のホームページをみる
- 「最寄駅 整体院」「地域名 腰痛」などで、実際に検索してみる
- 検索順位が5位以内か確認する
これだけです。
もし、整体院・整骨院・治療院の業界での実績が無い場合は
・他業種での実績をきいてみる
・実際に話してみて信頼できるか(最後はヒトです)
で判断すると良いでしょう。
ポイント2:LPのCVRが高いかどうか?
いきなりLP(ランディングページ)という言葉がでてくるので、その説明をします。
[box class=”box26″ title=”ホームページとランディングページの違いって?”]
ホームページは、検索結果から顧客を獲得するのに対して、ランディングページは、PPC(リスティング)広告から顧客を獲得するためのページです。
技術的な特徴として、ホームページは、ページ修正すると、SEOに影響がでる可能性がありますが、ランディングページは、ホームページとのリンクが貼られていないので、SEOにあまり影響を及ぼしません。
広告費をかけて問い合わせを獲得する場合、万一、競合が現れてもCVRを高い状態に維持しなければ、費用対効果が悪くなってしまいます。そこで対策をしようと、CVRを高めるためのページ修正をしたら、ホームページのSEOに影響がでて、検索順位が落ちてしまった…ということは、絶対に避けなければいけませんよね。
なので、できるだけホームページとランディングページはそれぞれ別でもって、対策を進めるべきものなのです。
[/box]
話を戻しますと、ホームページ経由の問い合わせ数は、検索画面からどれだけのユーザーがホームページをみているかに影響するんでした。
そこで、CVRについては、高いCVRをもつランディングページを制作することができるか?をみると、わかりやすいです。
広告を配信するキーワードや、地域、競合などにもよりますが、実際の問い合わせに対して、CVRが1%以下であれば、その会社はやめておいたほうが良いでしょう。1.5%以上あれば、及第点です。
ちなみに、実際に調べるときは
CVR=実際の問い合わせ数÷広告のクリック数
で求めてあげると良いでしょう。
※問い合わせではなく来院にすると、また変わってきますが、色々な要因が絡むため、問い合わせ数をみることをおすすめします。
よくある誤解
綺麗なデザインのほうが良いに決まっている?
デザインが良いと、上記の2つのポイントのうち、CVRが良くなる可能性はあります。
ただし、それよりも刺さりやすい訴求点を見つけることであったり、問い合わせを起こしやすい設計にすることのほうが、CVRには影響します。
なので、デザインはひどくなければ、問題はありません。
長期リース契約の業者はお得?
最近は、月2、3万円で5年契約のリース、なんてことをよく聞きます。
初期投資が少ないので、買う側も購入しやすいのですが、この手の売り出し方は値段以外のアピールポイントが少ない会社が行っている場合が多いです。
そういうときは
・なぜそれをやっているのか?
・なぜそれができるのか?
を考えれば、レベルの低い業者を避けることもできると思います。
まとめ
[box class=”box32″ title=”集客に強いホームページ制作会社を選ぶポイント”][list class=”ol-circle li-accentbdr acc-bc-before”]
- 実績を調べて、SEOが上位5位以内にあるか?
- 質問してみて、制作したLPのCVRが1.5%以上あるか?
[/list][/box]
といったことを考慮してホームページ会社を選んでください。
傾向としては
・ホームページ制作だけをやっている会社
・無駄に長期契約を結ぼうとする会社
はダメな傾向が多いです。
売って終わりではなく、広告運用も含め、継続的に支援しているところに任せたほうが良いということですね。